こじらせナースの日常

看護師目線でお役立ち情報をお届けします。

30歳過ぎてからの歯科矯正②

f:id:panbon:20210630002510p:plain
長いことシリーズ化されそうな歯科矯正のお話第2弾です。

矯正前の検査結果は上顎前突。

私の歯並びの診断です。
前回45000円で検査もろもろの結果。
私の歯並びは一体何なんだいということなのですが、
骨格性及び歯性上顎前突症
だそうです。
上の写真は私の上顎です。
下の写真は横から見た前歯の出具合です。


f:id:panbon:20210630001451j:plain


上顎前突の原因って何?

頭部X線規格写真の結果から、顎の大きさや形、口元のバランスがわかるのですが、その写真の主要な計測点を線で結んだものを見せられました。そこには成人女性の平均の線も重ねられていて、それを見ると私は平均よりも下顎が小さかったんです。
私は先天的に右下の2番か3番が欠損していて、それが原因なのか、はたまた下顎が小さいから下の歯が欠損してしまったのかはわかりませんが、成人女性の平均と比べると下顎が小さいそうです。
私はベース型でエラが張っており顔も大きいので、顎が小さいと聞いて本当にびっくりでした。
下顎が小さいからより上顎が前に出てしまう。(骨格性)
歯の向きも前に出て生えてしまっている。(歯性)
ということでした。



f:id:panbon:20210630001511j:plain


上顎前突の矯正は抜歯あり?非抜歯?

肝心の矯正プランですが、
私の場合は1本抜くか、3本抜くかでした。
1本の場合は、下の歯が元々1本ないために数合わせをするのに上の歯を1本抜くというものです。
この場合のシュミレーションを見せてもらったのですが、前歯の出っ張りはなくなるものの、全体的に上の歯が出ているような見栄えでした。
歯のシュミレーションだけなので、これは想像になりますが、恐らく1本抜歯では今と変わらず自然に口が閉じないのではないかということでした。
3本の場合は、上を2本抜く。
歯の数が上は偶数で下は先天性の欠損があるため奇数。
正中線を引いた時に、上の歯は右も左も7本ですが、下の歯は右が7本、左が8本になりますので当然噛み合わせは悪くなります。
なので下の歯を1本抜いて計3本の抜歯です。
3本抜歯の場合のシュミレーションではEラインも問題なく、下の歯に2ミリ程度上の歯が被さる理想的な歯並びでした。
健康な歯を抜歯するのは抵抗ありますが…仕方ない!
出っ歯の矯正は、出ているものを引っ込めるスペースを作るために抜歯が必要になるケースがほとんどだと思います。

ワイヤー矯正?マウスピース矯正?

今流行りのマウスピース矯正。
ワイヤー矯正より高いけど、目立たないし歯磨きしやすいメリットがあります。
大きなデメリットは装着しなきゃいけない時間が決まっていて、食事と歯磨き以外は基本つけてなきゃいけないことです。
マウスピース矯正だとできる症例とできない症例があるようですが、私の場合はインビザラインで矯正できるということでした。
かなりデコボコしている歯並びだとインビザラインではできないこともあるそうです。

私はワイヤー矯正を選びました。

ワイヤー矯正最大のメリット

私がなぜワイヤー矯正を選んだのか。
それは自分を追い込むためです!
逃げられないようにするためです!

大人の矯正って更に期間が長いです。
最初は頑張れると思うけど3年は自信がない。
めんどくさがりな私は、自分で取り外しできるものだと1年後くらいには外したっきり次つけなくなってしまいそうで…
インビザラインはつけてなきゃいけない時間も決まってるので、外してる時間が長いとちゃんと歯が動いてくれません。
だからワイヤー矯正にしました。
私の気持ちに関係なく強制的に歯を動かしていってくれます
歯磨きはしにくいし歯石や虫歯のリスクはあると思うけど、どうせ毎月かからなきゃいけないんだからその時にクリーニングしてもらえばいいやっていう考えです。

矯正にかかる料金はどれくらい?

さぁここから料金です。
私がかかっている歯医者さんの場合。
表側の金属矯正装置は880,000円。
表側のホワイトワイヤーは990,000円。

マスク生活だし全部金属でもいいと思ったけど、鏡見るたびに萎えてしまいそうで。でも高い…
私は間をとって、セラミックブラケット+通常の金属ワイヤーにしました。
これで935,000円。

+抜歯3本で21,000円。

+毎月受診のたびに矯正管理料6000円。
(3年と考えて216,000円)

117万2千円💦

これは矯正終了後になりますが、
+取り外し式の保定装置片顎35,000円✕2。

高いですねほんとに…
結局インビザライン並みになりました。
ただ料金は歯医者さんで結構差があるとは思います。

参考になれば幸いです。


次回は矯正に向けた抜歯のこと発信します!